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インタビュアー:留学アドバイザー 安藤
金子純弥です。
亜細亜大学の3年次終了とともに ワーキングホリデーでオーストラリアに1年間行ってきました。留学の目的はとにかく英語を喋りたくてオリンピックが2020年にあるので、そこでも何か活躍できたらなということもあって1年間頑張りました!
夢カナ相談員 安藤(以下安藤):おかえりなさい。帰って来てからどのぐらい経つ?
純弥くん:帰ってきてから2週間経たないくらいですね
安藤:どうですか?日本との違いは?
純弥くん:めちゃくちゃ違いがありますね。建物もそうですし人の背の高さもそうですし、すべてが違います。
安藤:オーストラリア楽しかった?
純弥くん:めちゃくちゃ楽しかったです。英語をしゃべることが好きだったので、毎日の日常生活の中の90%が英語だったと思うんです。最初は全然喋れなくて困惑も多かったんですけど、友達も作って徐々に勉強を自分でもしていってどんどんしゃべれるようになっていくことが嬉しくて、それがモチベーションになって頑張れたと思うんです。
安藤:ワーホリに行く前は不安だった?
純弥くん:不安でしたね。仕事が見つかるかも不安だったし、英語が1年でできるかどうかってのもあったし、周りの友達も頑張れって言ってくれたのにそれで喋れなかったじゃちょっと…
安藤:ワーホリに行く前は英語力はどのぐらいだったの?
純弥くん:行く前は一ヶ月マレーシアに留学に行ったことがあったので、英語に興味はあったんですけど、喋れるとまではいえなかったです。
履歴書を100枚渡しても、1回面接ができるかの世界だった
安藤:最初は仕事が見つかるかの不安があった中で、どうやって仕事は見つけたの?
純弥くん:最初は学校の友達にも相談したんですけど、周りも来たばかりの自分と同じだったので、レジュメを作ってそれをとにかく配りました。でもそれは100件配っても1返ってくる感じかどうかの世界なので…。最初はジャパニーズレストランで稼がないと生きていけないというのもあって働きました。
安藤:そのジャパニーズレストランではどのぐらい働いたの?
純弥くん:働いたのは最初2ヶ月間でしたね。そのレストランはオーストラリアに行って1ヶ月目で見つけられました。
でも日本食のレストランで働くと日本とあまり変わらないというか。周りの従業員もほとんど日本人で、ちょっと日本語が好きな外国人がいるかいないかで、何のために自分が留学しているかがわからなくなっちゃうので、だったら外国の方と働いたほうがいいと思って早急に他の仕事先を探しました。
安藤:そのジャパニーズレストランの後の仕事先はどうやって見つけられたの?
純弥くん:自分でレジュメ配って、たまたま面接してくれて体験からスタートしました。ウェイターのポジションだったので、料理を運んだりお酒を出したりオーダーをとったりしました。もちろん全部英語です。聞き取れないことも最初はあって、怒っちゃうお客さんもいるかもしれないですけど、分からないとお店にも迷惑になっちゃうので、怖がらずに聞きました。そこは8ヶ月ぐらい働きましたね。
同僚に遊びに誘われたら絶対に断らなかった!遊びも英語を伸ばす機会。
安藤:同僚とは英語で話すの?
純弥くん:英語でもちろん話します。最初の頃は聞くばっかりだったんですけど、後半になると自分からガンガン話しかけて、バイト中も暇な時は盛り上がったり一緒に遊びました。誘われたら絶対断らなかったです。
安藤:お客さんも外国人でしょ?
純弥くん:はい!色んな人がオーストラリアにはいて、オーストラリア人、ニュージーランド、中華系の人、アジアの人、レバノンの人とかも、とにかく数えきれないくらいの多国籍な国なのでたくさんの人と話しました。
お客さんのイレギュラーな質問にも対応できるようになりました!
安藤:仕事で意思疎通ができなかった経験はある?
純弥くん:ホットポットですね。日本のしゃぶしゃぶみたいなものの説明をしなきゃいけないんですけど、それを英語でするのが苦戦していて、この鍋はこれをつけて食べてくださいとかそういうのを言うのに苦戦しました。
安藤:レストランってマニュアルがあってその流れがあると思うんだけど、お客さんによってはイレギュラーな質問とかする人とかいるよね。そういう時はどうやって対応するの?
純弥くん:とにかく「あなたが言っているはこういうことですか」って聞き直したり、違う言い方でも聞けるので、理解するまで聞いて対応しました。
語学学校 VS ワーキングホリデー ずばり!英語が伸びるのはどっち?
安藤:なるほどね!それって語学学校ではやらないじゃん。語学学校は基本的な英語を主にやったと思うんだけど、語学学校に2ヶ月通って、その後ワーホリをしたじゃん。ぶっちゃけどっちが英語力伸びたかな?
純弥くん:間違いなく仕事です!語学学校は最初の2ヶ月だったっていうのもあるし、語学学校を卒業してから働いて、働いたら毎日家でも喋って、職場でも喋って、英語を喋ることが多くなりました。
安藤:学校は逆にどんな感じだった?
純弥くん:学校のときはまだ喋り方もわからないし、相手もわからないし、どういうふうに英語を喋るのかわからない同士っていうのもあって、ネイティヴが先生だけなので英語を伸ばせたなと思うのは仕事をしてる時です。
安藤:みんな留学行く前は、留学=学校にずっと通うというイメージを持っている人が多いと思うんだけど、語学学校もワーホリも経験した純也くんの意見として、語学学校に半年間ぐらい行ってたら今の英語力はついていたかな?それとも語学学校は短期間で、早く働いた方がいいかな?
純弥くん:自分の考えは、語学学校は楽しかったです、2ヶ月間。でも英語を考えたときは、2ヶ月ぐらいで十分かなと思いました。3ヶ月目も学校を延長するか迷ったんですけど、2ヶ月ぐらいで大丈夫だったかなと思います。
安藤:留学の目的は達成できたかな?
純弥くん:色んな国の人と喋れるようになったし色んな国の人の発音も聞けて、達成できたと思います。
安藤:僕、純也くんがワーホリに行く前の英語力は覚えているんですけど、その当時は外国人に話しかけられても、おどおどしてたよね?
純弥くん:全然動揺してましたね。
安藤:じゃあ今外国人にいきなり道聞かれたりしたら応えられる?
純弥くん:できると思います!
安藤:そりゃそうだよね(笑)。
オーストラリアのワーホリは「出稼ぎホリデー」と言われている!?
安藤:オーストラリアの生活について聞きたいんですけど、働いていた時って1ヶ月どのぐらい稼げた?
純弥くん:1週間単位で給料が出るところが多いので、1週間760ドル(65,000円~70,000円)でそれが4週間なので、25万いくかいかないかぐらいですね。
安藤:週6で働いたら?
純弥くん:30万近くは稼げると思いますね。日本の社会人1年目よりも稼げちゃう。だから「出稼ぎホリデー」とも言われているのがオーストラリアですね。
安藤:生活費はどのぐらいかかる?
純弥くん:家賃だと2週間で320ドルだったので、1ヶ月で6万ちょいぐらいになって、自分はシドニーの中心に住んでいたのでもうちょい外れると安いところもあるし、シェアハウスにするか自分一人の部屋に住むかで金額が変わってきちゃいますね。
自分は8人で住んでいました。男4人女4人で多国籍で。日本人はいた時もあったけど、最後の方は自分だけでした。日本、韓国、オーストラリア人もいたし、マレーシア人、南米の人たちもいましたね。8カ月間住んでて、ホームステイの後から家は変えていないです。めちゃくちゃよかったですね。
世界を知らなくて日本にしかいなかったので、日本ですら一人で住んだことがなかったし、海外で一人でやっていくことで、自分の中でも成長できたと思うし、海外的な視野も、色んな人と話すことによって色んな国の人の意見も聞いて広がりました。
安藤:会話全部英語だもんね。いい経験したね。一年間休学したじゃん?一年間休学してワーホリすることって価値あるかな?
純弥くん:絶対にありますね。一応30歳までワーホリはできるんですけど、就職とかも考えたときに若いうちにやっておくといいし、1年たかが海外に住もうと後は日本に住むこともできるので。
1年間の留学でTOEICのスコアが250点アップ!!
安藤:留学前にTOEICを受けてたと思うんだけど、どんなもんだった?
純弥くん:全然できなかったです。当時はTOEIC380点でした。3回受けて、全部同じスコアでした(笑)。380点なので、リーディングもリスニングもどっちも足りてなくて。リスニングもあまり聞き取れない、文法も理解できていない、勘とかでやっちゃっても全然点数は上がらないですね。やってても楽しく解けないというか勉強する気になれない時がありましたね。
安藤:現地でTOEICを受けるって言ってたじゃん?そのTOEICはどうだった?
純弥くん:最後の方になってTOEICのクラスを取ることにして、2週間だけその授業を取ったんですけど、そこでは1日4時間ぐらい日本語で教えてくれる先生が、週5で平日だけ4時間ぐらい毎日授業して、宿題も3時間分ぐらい出るんですけど、それは家庭学習でやって2週間集中でやる講座でした。それを受けて、最終的に1月にテストを受けたら600超えはできていましたね。
安藤:250点くらい上がった?すごくないですか?(笑)それは何でだと思う?
純弥くん:1年の間のリスニング力のスキルアップもそうですし、文法とかもこういうふうに言ったらいいとか、会話を通して英語の使いまわしがおかしいとか、ここには名詞は絶対入らないとか形容詞が入るとか感覚でに身につくようになりました。それで文法とかもTOEICにあるじゃないですか?絶対一瞬でわかる問題が。それとかも前は全然わからなかったんですけど、そういうことかって理解できて!
銀行口座・携帯電話の使い方について
安藤:銀行口座ってどうやって作った?
純弥くん:オーストラリアには3つ大きな銀行があって、ANZとnabとコモンウェルスというところです。自分はその中でANZを使っていたんですけど、銀行口座を作るときに携帯電話の番号がなきゃいけないので、最初に携帯電話をsimカードでもいいし向こうで買っちゃってもいいんですけど作らないといけないです。自分は友達の先輩の紹介で1人日本人が一緒についてきてくれて携帯を契約できたんですけど、ANZは日本語を喋れる外国人スタッフがいて、その人が丁寧に日本語で喋ってくれます。
安藤:大手だったら日本語サービスも充実していたり、簡単な英語で話してくれるよね?
純弥くん:はい!あと多国籍な国っていうのもあって結構色んな国の言葉を喋る人が多いです。もし本当にわからなかったら、日本の助けてくれる会社があるんですけど、そこでも携帯を契約できるんですよ。あと銀行口座の作り方も教えてくれるし、不安な人はそこに行けばいいと思います。
人生一回しかないから、いろんな人と話して色んな考え方をもつべき
安藤:そしたら最後に、どうして夢カナ留学を選んでくれたか聞いてもいいですか?
純弥くん:最初夢カナ留学を知ったのは友達の影響で、留学したいって自分が話したときにオススメしてくれたのと、プランを決めていく中で予算とか自分がやりたいことを話しました。そこで3つのプランを出してもらって、その中で自分にあったものを自分で決められたことで安心できました。
安藤:ありがとうございます!今留学やワーホリを考えている人に一言お願いします!
純弥くん:せっかく生まれたので人生も長いですし、日本だけじゃなくて色んな国の人と関われればもっと世界が広がります。どういう形でもいいので色んな考え方を持ってほしいです!

1992年生まれ。京都府京都市出身。2011年5月〜2014年6月の3年間、アメリカのカリフォルニア州サンディエゴに留学。帰国後は留学中に得た英語のスキルを使い、通訳・翻訳の仕事をしながら、プロボクサーとして試合に出場。2年半後の夢である “世界中の若者に夢を与える会社設立” のため、ファイトマネー等で資金を十分に貯め、2016年12月2日に株式会社Jstyleを設立。夢を叶える留学 “夢カナ留学”を設立して以来、年間100名の留学生が自分の夢に向かって世界へ飛び立っています。